関係副詞の使い方について!関係代名詞との違いも解説!

関係副詞の使い方について!関係代名詞との違いも解説!

関係代名詞は分かるけど、関係副詞との違いが分からないという受験生は多いのではないでしょうか。

また、関係副詞がなんなのか全く分からないという方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回の記事では、関係副詞について関係代名詞と比較しながら徹底解説します。

この記事を読むと、関係代名詞と関係副詞の違いが明確に分かります。

関係代名詞の復習にもなるので是非最後までご覧ください。

関係副詞とは

【関係副詞】とは、一言でいうと『前置詞+関係代名詞』を一単語で代用できるものとなります。
基本的な文法ルールは後述しますが、『前置詞+関係代名詞』を関係副詞に置き換えると次のようになります。

  • 先行詞が場所を表す場合 on which, in which, at which ⇒ 関係副詞『where』に置き換え可能
  • 先行詞が時間を表す場合 on which, in which, at which ⇒ 関係副詞『when』に置き換え可能
  • 先行詞が『the reason』の場合 for which ⇒ 関係副詞『why』に置き換え可能

このように『前置詞+関係代名詞』一単語に変換したものが【関係副詞】と呼ばれる文法事項です。

関係副詞の基本的なルール

関係副詞を理解するために

関係副詞を理解する上でまず第1に押さえておかないといけない点は、関係代名詞の目的格での使用方法です。
これは二つの英文を関係代名詞を使用してくっつける際に、先行詞が「目的語」もしくは「前置詞+名詞」の中に入っている場合に使用します。

次の例文をご覧ください。

  【通常文】 Japan is the country.  I live in the country.

【関係代名詞】 Japan is the country in which I live in the country.

【通常文】を見てみると、先行詞は『the country』、2つ目の文では『in + the country』と「前置詞+名詞(先行詞)」の形になっています。
この場合、2つ目の文の『the country』が省略されて、in which になるのでしたね。

このようにして、まず関係代名詞の目的格での使用方法に慣れるようにして下さい。

関係副詞の文章を作れるようにしよう

前に上げた文章を使って関係副詞の文章を作れるようにしてみましょう。
順を追って説明します。

【通常文】 Japan is the country.  I live in the country.

通常文の2文目には、『live』という自動詞があります。文の情報を付け加えるために前置詞も設置されていますね。

【関係代名詞】 Japan is the country in which I live.

関係代名詞を使った文章を作ると、先行詞である『the country』が2文目から省略され、『in』が関係代名詞の前に移動します。

【関係副詞】 Japan is the country where I live.

関係副詞を用いると、『in which』を一つの単語『where』にまとめることですっきりした文章になるのが分かると思います。
このように、関係副詞は2文目が「自動詞+前置詞」もしくは「他動詞+前置詞」を使った文である場合に、『前置詞+名詞』の付加情報の意味を先行詞と関係副詞に集約させることができます。

自動詞・他動詞とはなにか

【自動詞】とは目的語をとることができない動詞を指し、【他動詞】とは目的語をとることができる動詞を指します。

自動詞は特に目的語をとることができないので、『前置詞+名詞』という形で付加情報を与えるパターンが多く、関係副詞を使った文章も多く存在します。
一方、他動詞は関係副詞を使う場合もありますが、目的語が関係代名詞によって省略される場合が多く、関係副詞は使われない印象が強いです。

また、自動詞は関係副詞を使うと文が短くなりがちで、意味が取り辛くなる点に注意が必要です。

関係代名詞と関係副詞の違いについて

ここまでのおさらいとして、関係代名詞と関係副詞についての違いをまとめておきます。

関係代名詞】はそれ単体としての意味がなく、二つの文章をただ単につなげるという文法です。
関係副詞】はそれ自体に二つ目の文で使われる前置詞の意味が含まれています。

この点が、関係代名詞と関係副詞の大きな違いとなります。

関係副詞の省略について

関係副詞が省略できる場合

関係副詞は、関係代名詞の目的格を使用しているので省略をすることが可能です。
さらに、関係副詞はそれ自体に先行詞の意味も含んでいるので、先行詞のみを省略し関係副詞は残る場合もあります。

先行詞が省略できる場合は、先行詞が無くても意味が分かる場合に限られます。

しかし、省略できるかどうかの判断基準が複雑ですので、省略することはあまりおすすめできません。

関係副詞が省略できない場合

関係副詞が省略できない場合は、関係代名詞の非制限用法時に限ります。

非制限用法とは、関係代名詞や関係副詞の前にコンマがつけられているものです。

特殊な関係副詞

whyについて

関係副詞としての『why』は使用方法が非常に限定的です。

先行詞には『the reason』しか使用しません。以下の例文を見て下さい。

  【通常文】 This is the reason.  Ieyasu is famous for the reason in Japan.

【関係代名詞】 This is the reason for which Ieyasu is famous in Japan.

 【関係副詞】 This is the reason why Ieyasu is famous in Japan.

※前の文章に『the reason』を説明する文章があることを前提にしています。

関係代名詞を使うことによって、famousのあとの『for the reason』が消えて『for which』となっていることが分かりますね。
この『for which』の意味を含むのが関係副詞の『why』となります。

ちなみに、この例文では『why』か『the reason』のどちらか一方を省略することは可能ですが、両方共をを省略することはできません。

howについて

関係副詞の『how』についても特殊な構文となるのでここで押さえておきましょう。

まず例文を押さえておきましょう。

  【通常文】 This is the way.  It happened in it.

【関係代名詞】 This is the way in which it happened.

 【関係副詞】 This is how (or the way) it happened.

※こちらも前の文章に『the way』を説明する文章があることを前提にしています。

通常文を関係代名詞を使ってつなげると『in which』となり、先行詞が『the way』である場合には『how』を使って『the way』を省略します。

『how』は先行詞もしくは関係副詞のどちらか一方のみを使用します。両方共を併記することは不可能なので取扱いには注意しましょう。

関係副詞の省略は読解で難しく感じるポイント

関係副詞の省略は、読解問題で難しく感じるポイントの一つです。
特に何が省略されているかが分からないと、文章の意味が全く理解できないという事象も起こってしまいます。

そんな時のワンポイントアドバイスは、省略を見つけたらまずは後ろから読んでみることをおすすめします。何が省略されているか分からなくても、日本語的にどのように訳すと意味が通じるか考えてみましょう。

長文読解は文法事項を忘れてしまっても、日本語的におかしくない文章を作ることができたら得点できます。

文法事項が分からなくても、諦めずに前後の文章や話の流れから意味を推測してみてください。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回の記事のポイントは以下の通りです。

  • 関係副詞は、「前置詞+関係代名詞」を合体させたもの
  • 関係副詞は、省略できるが多用は厳禁
  • 省略が問題になってくるのは長文読解

関係副詞は一見難しく感じるかもしれませんが、ひとつひとつの文法事項をしっかりと押さえて行けば必ずマスターできます。

最後までご覧いただき誠にありがとうございました。受験生の皆様の一助になれれば幸いです。

英語カテゴリの最新記事