意外と難しい?過去形の使い方を徹底おさらい!過去形に迷った時はこれで解決!

意外と難しい?過去形の使い方を徹底おさらい!過去形に迷った時はこれで解決!

英語の過去形は、とても初歩的な内容です。でも、高校生になって様々な時制や文法を学んでいくと、混乱する人もたくさんでてきます。

シンプルな過去形をどのような場合に使えばいいか分かりづらくなってきますよね。

そこで今回の記事では、中学生の時に学習した内容のおさらいから、高校生に必要なステップアップした知識までを解説します。

この記事を読むと、「過去形」をスッキリと理解出来るはずです。

過去形とは

過去形のおさらいをする前に、もう一度定義の確認をしておきましょう。

「過去形」とは、過去のある時点における動作や状態を表す際に使用します。

過去の出来事であることは当たり前ですが、『過去のある時点』という言葉が高校英語では重要になってきます。

同じ過去の出来事であっても、時間軸によっては「現在完了形」や「過去完了形」となる可能性があります。

例えば、『過去のある時点から現在までの状態・動作』を表す場合は、「現在完了形」を使用します。

また、『過去のある時点から過去の別の時点までの状態・動作』を表す場合は、「過去完了形」を使用します。

つまり、単純な過去形を使用する場合は、主語が行ったことが過去の一時点だけにとどまっている必要があります。

過去形のおさらい

過去形の基本文法

過去形の基本文法を例文を使って確認していきましょう。

【例文】I said that I did it.
【和訳】私はそれをしたと言った。

ここで重要ポイント2点をおさらいしておきます。

①動詞を過去形に変化させる
②時制の一致に気をつける

①動詞を過去形に変化させる

この動詞の変化は、2種類ありましたね。

動詞の語尾に『ed』をつける単純変化型例文の『said(sayの過去形)』のような不規則変化です。

この2つの変化を覚えることが必須となります。

不規則変化は暗記をするしかありませんので、単語を暗記する時に合わせて覚えるようにしましょう。

不規則変化をする動詞を覚えてしまえば、それ以外は単純に『ed』をつければいいので簡単です。

②時制の一致に気をつける

過去形を使用する際は、時制の一致に注意しなければいけません。

時制の一致とは、主節が過去形であれば、他の部分(従属節)も合わせて過去形にするというルールです。

例文では、主節「I said」が過去形のため、従属節「that I did it」も過去形になっていますね。

例文のような『that節』を使う場合にミスをしやすいので、注意しましょう。

基本的な考え方として、主節の動作・状態と『that節』内の動作・状態は同時期に起こっていると考えて時制を合わせます。

また、『that節』内の動作・状態が主節よりも更に過去の場合は、大過去を使用して表現します。

過去形の特殊な用法

「過去形」の特殊な用例として、過去の習慣を表す場合があります。

過去の習慣とは、過去に反復して行っていたことです。

【過去の習慣】When I was ten years old, I often went to the baseball stadium.
【和訳】私が10歳の頃、その野球場によく行ったものだ。

例文のように、過去に断続的に行っていた過去の習慣は、過去形を用いて表すことができます。

目印として、oftenやeveryなどの単語が含まれていることが多いです。

不規則動詞の覚え方のコツ

不規則動詞の覚え方のコツを解説します。

不規則変化動詞の変化の仕方には、以下の4種類の型が存在します。

  • A-A-A 型:(例)put-put-put
  • A-B-A 型:(例)become-became-become
  • A-B-B 型:(例)buy-bought-bought
  • A-B-C 型:(例)go-went-gone

※ 原型-過去形-過去分詞形

不規則変化動詞の覚え方のコツは、「原型-過去形-過去分詞形」を1つのグループとして、音で一緒に覚えることです。

試験に出てくる不規則変化する動詞はそこまで多くはないので、しっかりと覚えきってしまいましょう。

また、新しい動詞を覚える時は、変化形もしっかりと確認するクセをつけておくとよいでしょう。

過去形を使う基準について

過去形を使う基準は、繰り返しになりますが『過去のある時点の動作・状態』を表す場合のみです。

その他の意味合いが含まれている場合は、必ず他の文法が適用される可能性を考えましょう。

最初は難しいですが、多くの問題をこなしていくことで、どの文法使えば良いのかを感覚的に判断できるようになります。

各時制のルールや特徴をしっかり把握して、適切な判断ができるように頑張りましょう。

過去形を使う英作文のポイント

日本語文を正確に読み取ること

英作文をする際には、日本語文を正確に読み取ることが必要になってきます。

実際に例文を使って、正確に読み取る練習をしてみましょう。

例題:次の文章を英訳して下さい。
私は買ったオレンジをなくしました。

過去形を使って英訳をすると以下のようになります。

【過去形】I lost an orange I bought.
【和訳】私は買ったオレンジを(すぐ)なくしました。

これで正解のように思えますが、これには受験生がよく間違える落とし穴があります。

「過去形」の文では、過去のある一時点を表すのでしたよね?

そのため、【買う動作】と【無くす動作】をどちらも過去形で書くと、「オレンジを買った」と「オレンジをなくした」は同時に起こったという意味合いを持つことになるのです。

しかし、実際には買ったあとに無くすので、【買う動作】と【無くす動作】が同時に起こることは考えにくいですよね。

そのため、正解は以下のようになります。

【大過去】I lost an orange I had bought.
【和訳】私は(以前に)買ったオレンジをなくした。

過去完了の「大過去」という用法を使う必要があります。

詳しくは、過去完了と過去完了進行形について!基礎の基礎から教えます!の「大過去」の項目を参照してみて下さい。

「大過去」の場合は、以前に(無くすより前に)買ったオレンジをなくしたというように、非同時性を表現できます。

このようにちょっとしたニュアンスの違いを正確に読み取って行く必要があります。

英作文をする際には、日本語文の時系列やちょっとしたニュアンスの違いを見落とさないようにしましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回のポイントは以下の通りです。

  • 過去形を使うのは、「過去のある一時点」を表す時か「過去の習慣」を表す時
  • 不規則変化動詞は、過去分詞形もセットで音で覚える
  • 英作文のポイントは、日本語文を正確に読み取ること

過去形は、高校生になって様々な文法事項を習うにつれて、難易度が上がっていく単元です。

中学生の頃は簡単に解けていた人も多いと思いますが、高校生になってからは慎重に取り扱うようにしてくださいね。

最後までご覧いただき誠にありがとうございました。

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